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妙浄寺(みょうじょうじ)



泉佐野市大宮町 11-15 榮福山 妙浄寺(日蓮宗)
寛文2年(1662)一乗院日縁上人の開祖です。
寺の境内 約 2,500m2 (約七百数十坪)

かって、日縁上人は、「法誉」と号し、浄土の門に入り知恩院の寺上善寺で修行を重ねていましたが、万治年間に一乗妙法に触れ、妙光寺一如院日達上人の感化を受け、法華経の真髄を学び大悟されたのでした。

「法誉」は、高徳にして老若の敬慕するところとなり、上善寺を離れ、妙光寺にのぼり、翌、寛文2年現在地に妙浄寺を開創建立し、自ら初祖になって、名を「一乗院日縁」と改めました。

当地一円に法華経の教えを広め、2年後の寛文4年(1664)遷化(亡くなる)されます。

 宝物の「曼荼羅本尊」には、日号を使わず「法誉」と署名されています。以来三百十余年、現在、歴代34世に至ります。寛延2年本堂を焼失、翌3年8月12世慈照院日進上人が再建し、現在に至る

 鐘楼は、大正3年再建されたものですが。梵鐘(つりがね)は、佐野の大富豪である唐金利範、弟利重、利興が、出資し鋳造され、天和2年、春日大明神に奉納されたものです。明治の神仏分離後、保管され、当山「妙浄寺」に移されます。

妙浄寺の梵鐘(つりがね) 総高190cm 口径 91cm 
鐘名は、紀州藩学の雄、榊原玄輔 洲の撰すところとなり、文化財の指定を受けて、戦中の供出をのまぬがれました。「妙浄寺の梵鐘」は、安穏の祈りを妙音にのせて、今日でも流れています。

当地の商店街(春日通りつばさ通り・本通り、つばさ通り・上善寺前)は、古来より春日神社・妙浄寺・上善寺の参道に面しています